所沢オープンを終えて(2023.5.27)

トーナメント(国内)
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おめぇ~つえ~な~、おらわくわくしてきたぞ

先週末出場した所沢オープンの感想です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
ペアは現在日本ランキング1位の五味選手と。

一つでも上のステージで戦いたいと思いながらプレーしましたが結果からお伝えするとベスト4。
準決勝でアシエル選手・畠山選手ペアに負けました。

負けましたが楽しかった!
自分の横にも前にも最高の選手たちがいる中でのパデルは本当に楽しい。

これまでスペインに行ったときもそうでしたし、今回のアルゼンチンもそうですが現地で過ごすパデルライフというのは日本と比べると数倍楽しい。
もちろん難しいこともあるけどそれを上回る楽しさがあります。

でも今回の準決勝はそれと同じかそれ以上の楽しさや充実感(や発見)があり、負けたくないというより「この楽しい時間が終わって欲しくない」という思いで試合中頑張っていたような気もします。

良い選手たちとゲームをする前はもちろんのこと、そういった選手たちとのゲーム中はポイント取られてるし負けそうなのに、プレー自体が楽しいので内心はニヤニヤしてます。

ドラゴンボールで悟空が強い相手と戦ってるときに「おめぇ~つえ~な~、おらわくわくしてきたぞ」というセリフをよく言っていましたが、そんな時はこれに近い感情のような気がします。

感謝

負けたことに対する悔しさはもちろんありますが、それを補って余りあるほどプレーすること自体が楽しかった。

この楽しさを言葉にするのはなかなか難しくて、上手にボールが打てたとか、上手に配球できたとか、ポイントが取れたとかゲームが取れたとか、そういった楽しさではなく(もちろんこれらの楽しさもあるけど)、それよりも「4人で“闘った”」ということが私にはとても楽しく感じられた。

今持っているもの今頭の中にあるものをお互い総動員し、お互いそれを相手にぶつけ合う「決闘」のような時間がとてもとても楽しく、この時間を少しでも長く続けたいという感覚になった。

このような気持ちになったのは、アシエル選手、畠山選手、五味選手がもっとパデルが上手になりたい強くなりたいと考え、そこに向かって努力をしているおかげで、私はこの楽しさを感じることができているのだと思っています。

その意味で、パデルが強くなるために努力をすると決めて毎日過ごしている3人に今日は感謝したい。(3人に聞いてないけどw)

そして自分では自覚がないのですがw、この年齢でもまだ20代のトップの選手となんとか戦えていること、また自分自身のプレーがまだ向上していると感じれることが何物にも変えがたいほど楽しく嬉しい。

人と競争することも自分と競争することも楽しい。

ここに1日でも1分でも長く関われるような選手やコーチでありたい。

そして帰国後初の国内の大会でしたが、観客の方が何人かいたりして日本のパデルトーナメントも良い空気感になりつつあり、いちパデルオジサンとしてはとてもほっこりした気持ちになりました。

強くなる選手の考え方

ジュニアテニスを指導していたとき興味深いことがあり、いまだに記憶に残っていることがあります。

当時私は20代前半で、在籍していたクラブの将来有望な12歳以下カテゴリーのジュニアと練習試合をすることになりました。

私が準備していると、そのジュニアの子がヘッドコーチと何やらゴニョゴニョ話しています。

何を話していたのかヘッドコーチに聞いてみると、「庄山コーチと試合したくない。どうせ本気出さないからおもしろくない」と言っていたというのです。

なのでヘッドコーチに「だから真剣にやって勝ってくれ」と言われました。

そして真剣にやってフルセットでなんとか勝つことができました笑(1セット取られたんかいw)

冒頭でドラゴンボールの話をしましたが、強くなる可能性がある選手はこういった思考を持っていることが多いです。

「強い相手と真剣にやりたい」と思っていて、またそれを「楽しい」と感じている。

指導者として今後このマインドをアカデミーのみんなに植え付けていきたいなーと思っています。

嬉しい一言

準決勝で負けて対戦相手と握手する際、畠山選手が「勉強になった!」と言ってくれました。

素直にこの一言は嬉しかったし、優勝スピーチでも私の名前を挙げてくれ、二重で嬉しかったです。

畠山選手は今回の所沢大会を含めると国内の大会4連勝中で、間違いなく日本でトップレベルの選手の内の一人ですから、そういった選手からこう言われるのは光栄なことです。

そしてコーチとしてトーナメントに出場している身としてもこの上なく嬉しい言葉です。(勝ってこの言葉を言ってもらえるのが最高のコーチ)

何が勉強になったと感じたのかは聞いてないので分かりませんがw、おそらくこんなことかもなぁと思い当たるところはあります。

この言葉からも分かるように上達することに関して畠山選手は素直でありながら、一方で自分は強い選手だという自覚からくるプライドも持ち合わせているイイ感じの選手です。

この「プライドはあるけど素直」と、「強い相手と真剣にやることが楽しいと感じる」、これは強くなるためには押さえておいて欲しいポイントです。(テストに出ます)

昔畠山選手について書いた記事があり、その中で「彼のインテンシティ溢れるプレーを10%でいいから盗みたい」と書いたのですが、8%ぐらいは盗めたかなと感じています。
若い選手から学ぶ(畠山成冴選手)

好きなもの、目指すとこ

私は良い選手が好きですし、より良い選手になろうとしている選手も好きです。

自分も良い選手になりたいし、良い選手になるためのお手伝いもしていきたい。

そしてそういった選手たちがコート上で楽しそうに輝いているところを見るのも好きです。

このままいけばもう少ししたら日本のパデルも「観る人も楽しい」と感じるレベルになるような気がしていて、そうなったら本当に最高です。

そうなったときに慌てないよう地に足つけて準備しておきたいと思います。
ではまた。

【追伸】
当アカデミーではレッスンや選手クラス以外にも、

トーナメント帯同(ベンチコーチ)
コーチング・パデル顧問
出張レッスン
パデルカルテ作成
指導者養成講座

を提供しています。
詳しくは当アカデミーのHPをご覧ください。
》JAPAN PADEL ACADEMY

これは普段私が使用しているインソールです。

このカーボンインソールを使用させていただいてから今年で4年経ちますが、日を追うごとに「立方骨が押され、足指が地面についている」感覚が増しています。

夏場はこのCCLP理論のサンダルも使用していますし、普段履きのシューズにもインソールを入れていますので、家を出て練習から帰ってくるまでの心理的な安心感があります。

他社のインソールからBMZさんのインソールに変えた直後は少し「物足りない」と感じるかもしれませんが、次第に安心感に変わるので是非一度試していただければと思います。(※物足りないと感じるのはBMZさんのインソールが土踏まずをサポートすることを第一に考えていないからです)

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