パデルとテニスでは練習の量も方向性も異なる

パデルとは
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テニスとパデルの技術は同じ(ように見える)ものが多いですが、やればやるほど、知れば知るほど「似て非なるもの」という印象が強くなってきました。

  • グラウンドストローク(リターン)
  • ボレー
  • スマッシュ
  • サーブ

かなり大雑把に分けると、テニスはこの4種類の技術で成り立っています。

これはパデルも同様です。

では何が違うのでしょうか。

これまた大雑把に分けると、「使用する頻度」と「細分化される技術と方向」が違います。

グラウンドストロークを例にとると、テニスでは順回転(トップスピン)をかけてボールを打つことが多く、フラットや逆回転(アンダースピン)をかけてボールを打つことは順回転ほどには多くありません。

一方パデルはアンダースピン(やフラット)をかけてボールを打つことが多く、トップスピンをかけて打つことはほとんどありません。

これが「使用する頻度」の違いです。

では「細分化される技術と方向の違い」とは何でしょうか。

テニスにもパデルにもスマッシュに代表されるような「(頭の)上のショット」がある。

テニスで「上のショット」と言うとスマッシュぐらいしかないが、パデルは5種類(スマッシュ・バンデッハ・ビボラ・リフタード・ガンチョ)ほどあります。

テニスも苦しい状況でのスマッシュや、グラウンドスマッシュなども入れると数種類になりますが、実際に試合中に使う頻度は少なく、また技術としてストロークやサーブなどと比べるとそこまで掘り下げられてはいません。

一方パデルでの上のショットは頻度も多く、グリップ・打点・スイング方向・面の作り方・目的などがそれぞれの技術で異なっている。

分かっていただけたでしょうか。

逆にサーブのようにパデルよりテニスのほうがより細分化されているものもあるし、グラウンドストロークはテニスのほうが「グリップ」「片手or両手」「球種」などにバリエーションがありパデルよりより細分化されていますが、パデルの場合はテニスにはない壁を使った技術が複数あります。

他にも使用する頻度の違いということであれば、パデルはネットプレーが多く、テニスではストロークラリーが多い。

サッカーもフットサルもどちらもよく知らない人からしたら、サッカーとフットサルは一緒に見えるかもしれません。

テニスもパデルもよく知らない人からしたら、テニスとパデルは一緒に見えるかもしれません。

「どう違うんですか?」と聞かれたとき、言葉で伝えることも見せて伝えることもできるのがパデルコーチの役割の一つだと思っています。

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私が使用しているパデルバット(ラケット)です。

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