パデルやってみたい、始めてみたいという人に最初に読んでほしいブログ

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前回記事です。
前回の記事と特に繋がっているわけでもない気がするので読まなくても大丈夫ですw

もう1ヶ月も前ですが会場で会った選手たちの話を聞いていて感じたことを書いてみます。

アリの精神を忘れずキリギリスのように楽しむ

私は大器晩成という言葉が好きなのですが、これを英語に訳すとSoon ripe, soon rottenと言うそうで、早く熟すと早く腐るという意味になるそうです。

これは私の勝手な個人的な想いですが、この「早く熟すと早く腐る」は、急激にパデルにハマった人や最近パデルを“やらなきゃ”になっている人に少し立ち止まって考えてもらいたいなと思っています。

「最初は楽しかった(勝てた)けど、昔ほど今は楽しくなくなった」になっているような気がするのだったら、「昔は昔で楽しかったけど、昔より今のほうがパデル楽しい」と思えるような選択をこれからしてもらえたら嬉しいなと思っています。(パデルをする期限を決めている人はこの限りではありません)
#老婆心がすごい


昔もパデル楽しかったけど、今は今でパデルって難しいけど楽しい」がベターかなと思っています。

●即効性のありそうなもの
●時間はかかるかもしれないけど長い間パデルを楽しむために今から取り組んでおいたほうがいい気がするもの

今からでもいいのでこれを少し考えるといいかもしれません。

アリとキリギリスの話がありますが、自分は今までアリで来たのかキリギリスで来たのかを振り返ってみてください。

理想は5年後10年後に、

あぶなかったー!最初っからやっといてよかったー!と思えるようなことは何か

を、始める前もしくは始めた直後に考えておくとよくて、そうするとその後間違いが少ないです。

少し話は逸れますが、童話の「アリとキリギリス」のアリにもキリギリスにもコーチがいたらよかったのになーと考えることがあります。
#なんの話?

アリがしていることの中にも「しなくてもいいこと」はあったでしょうし、キリギリスが見落としていることの中にも「しなくてはいけないこと」がたくさんあったと思います。

そこをコーチが指摘してあげれたらアリはもう少し日々を楽しみながら冬に備えられたでしょうし、キリギリスも楽しみながらも一冬くらいは越せるだけの食べ物を確保できただろうになぁ、と思っています。
#だからなんの話?

どの山に登りたいのか

パデルの話をする際、山登りに例えて説明をすることがよくあります。

自分が登山家だとして、自分の登山家としての最終目標が高尾山なのか富士山なのかエベレストなのかで、登るために用意するもの(とそれにかかる時間)が違うはずですよね。

最初からエベレストに登る準備をした場合、「スタートするまでに時間かかるけどエベレストはいずれ登れる」で、高尾山に登る準備を済ませた人はエベレストに登るための準備をしている人を横目に早々にスタートし、あっという間に完登出来ます。

厄介なのはこの最初は高尾山登れたらいっかと思ってた人が、

「やっぱ男なら富士山っしょ」
「女たるものなんだかんだ一度はエベレストっしょ」

と気が変わった場合、「スタートは早かったけど結局8合目あたりで引き返して、富士山用の道具を用意してから登頂」となります。

もちろん再登頂する人もいますが大抵の場合、今持ってる高尾山用の道具で強引に登ろうとして大ケガするか、この装備で富士山の8号目まで登れたらまあ御の字でしょ」となりがちです。
#日本おじさん登山協会調べ

エベレスト用の“装備”は当然富士山登るときも高尾山登るときにも使えますが、富士山用の装備は富士山まで、高尾山用のは高尾山までしか使うことが出来ません。

一方で高尾山登れたら次は富士山、富士山登れたら次はエベレストというように順番にクリアしていけばいい、という考え方もあります。

これもありです。
というよりこれのほうが万人向きです。

でもこれだと富士山登るために用意した装備がムダになってしまう可能性が高いんです。
「富士山登れたしワンチャンこのままでいけるかも」という考えはエベレストの登頂口(あるのか?w)に着いた途端あっさり跳ね返されます。

もちろん最初からエベレスト用の装備を目指してたけど、途中で山登るのやめなきゃいけなくなったとかいう場合には、「だったら最初から高尾山用の装備にすればよかった」となります。

●どれぐらいの期間山に登るのか
●最終目標はどの山か
何を「コスパがいい」と思っているか

これを自分で把握、決めておく必要があります。

もしどれも分からないというのであれば、私はエベレスト用の装備をすることをおすすめしますし、そのつもりで指導しています。
そうしておけば後で登りたい山(の高さ)が変わっても登れない山はないと思っているからです。

その挑戦に見合った「装備」してますか

高尾山に登れればいいのであれば、別に登山スクール通わなくてもいいですもんね。
高尾山に登りたい!と思ったその日に登り始めることも出来るし、完登することも出来ますから。
#登山スクールってあるのかな

想像でしかないですけど、エベレストに登ると決めてからの準備や、何を持っていくかを考えている時間ってめっちゃ楽しそうな気がしてます。
#簡単に言うな

遠足前日みたいな感じで。

最後に、「私富士山登りたいんです」とか「俺エベレスト目指してます」という人の装備を知りたくて、その人が背負っているバックパックの中覗いてみることがあるのですが、スニッカーズと着替えのTシャツくらいしか入ってないときがたまにあります。

「スニッカーズとTシャツしか入ってないじゃん」と伝えたとき、新たな装備を揃えるために引き返す人もいますし、もうここまで来たからとサンクコスト的な考えも相まってそのまま山に向かうも結局引き返してくる人もいて、どっちにしたって時間をロスします。

「過程はともあれ挑戦したんだから素晴らしいじゃないか」という声もありますが、それはその山に挑戦するに見合った“装備”をしていてはじめて成立する言葉です。

エベレスト登ってる途中にお腹空きそうだからスニッカーズくらいは持ってくか、という人の挑戦に対しては全員で同じツッコミをすると思います。
#老婆がいくらいても足りない

まとめ

●どれぐらいの期間山に登るのか
●最終目標はどの山か

これを決めておくと、楽しめる上限というか、楽しむということに対しての種類が決まってくるような気がしています。

しばらくしてから「もっと楽しみたい」とか、「この楽しさじゃなくて、あの楽しさを味わいたい」となった場合に手遅れにならないようにするためには最初が肝心です。

登り始めている人はいったん山小屋に立ち寄って考え、これから登ろうとしている人は登山ショップや登山スクールでアドバイスを求めるといいと思います。

といってもピンからキリまでありますので、迷ったらこちらの記事を参考にして選んでみてください。

【追伸】
当アカデミーではレッスンや選手クラス以外にも、

トーナメント帯同(ベンチコーチ)
コーチング・パデル顧問
出張レッスン
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を提供しています。
詳しくは当アカデミーのHPをご覧ください。
》JAPAN PADEL ACADEMY

マッサージガンを探している方、リカバリーに興味がある方はこちらの記事が参考になるかと思います。

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