印象に残っている一言(第6回ダンロップ全日本パデル選手権大会を終えて②)

全日本
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印象に残っている一言というのは、畠山選手がQF対五味・富田ペアとの対戦中に言った「この試合絶対(相手コートにボールを)入れてれば勝てる試合!!」です。

かなり大きな声で言っていましたので会場にいた方はもちろん、ライブ配信をご覧になっていた方の中にも聞こえた方がいるかもしれません。

私はこの試合ベンチコーチしていましたので真横で聞いていました。

自分に言い聞かせたのか、ペアに伝えたのか、それとも相手に伝えたのかは本人に聞いてみないと分かりませんが、あの言葉にはあっぱれです。

全日本の準々決勝ですからね、相手コートにボールを入れてるだけでは勝てませんし、ボールを相手コートに入れることしかできない選手たちでも当然ありません。

なのになぜそんなこと言ったのか。

ここ皆さんにも噛み締めてほしいです。

私はテニスで成績を残し(ている)た選手をリスペクトしています。(それと同じくらい、テニスでは成績を残していないがパデルでは成績を残している人、に対しても同様です)

その選手の努力量、自問自答、葛藤、決断などが想像出来るからです。

その意味では、今回の全日本で初めて試合解説をさせていただいたのですが、そのときたまたま会場に遊びに来ていたプロテニスプレーヤーの内田海智選手と一緒にパデルを観れたというのも、私にとって嬉しい出来事の一つでした。(パデルのことを「ラリーが続くし迫力があって面白いですね」と評していたのも嬉しかった)

先ほどのQFの試合もそうでしたが、前日に行われた中村・アシエルvs冨中・畠山の3回戦や、男子決勝も心揺さぶられるとても良い試合でした。

ボルグばりにプレー中に表情を変えない冨中選手、駆け引きの上手い中村選手、クレバーなアシエル、そして今回隙がほぼなかったレオン選手、日下部選手。(大きなお世話ですが個人的には日下部選手は本当に成長したなと感じていますし、高野豆腐ばりのレオン選手の吸収力もすごいなと思っています)

レオン選手日下部選手はチャンピオンに必要な「殺し屋の本能」を段々身につけてきているなと感じていて、これは冨中選手畠山選手にも感じます。

そしてそのレオン・日下部ペアにまったく引けをとらないプレーをしていた五味選手、富田選手。

コートで一緒にプレーしているぶんにはまだ何とかやれているのかなと思っていますが、彼らの試合を外から観ていると、よくこんな選手たちと練習したり試合したりできているなと感じますw

まとめると、彼らにはさらに強くなってもらい、彼らに追いつけ追い越せの選手も増え、そういった選手同士の闘いを観たいという人が増えたら最高だなと思います。

少なくともこの3試合は有料級でした。

それぐらい良い試合でした。

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