私を救ってくれたタトゥー

アルゼンチン
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去年のちょうど今頃私はアルゼンチンのブエノスアイレスにいました。

あっという間に一年が経ちましたが、また必ず戻りたいと思っています。
アルゼンチンから帰ってきて久しぶりに会う方に聞かれた質問で多かったのは、

「スペインとアルゼンチンどっちが良かったですか?」

奇しくも昨日同じ質問をされ、それがきっかけでふと思い出したこと(タトゥー)がありました。
今日はアルゼンチンで出会ったそのタトゥーに関するただのオジサンの思い出話です。
もしかしたらちょっとだけ役に立つかもしれませんが、八割ぐらいの人には訳わからない可能性大ですのでお時間のある方だけお読みください。

ブエノスアイレスのベストカフェ

私が救われたそのタトゥーとはブエノスアイレス滞在時に泊まっていた宿近くのカフェで出会いました。

そのカフェは宿とアカデミーとの間にあり、練習後ヘトヘトになった状態で転がり込むようにして入ったり、宿のWi-Fiが絶不調になったときもよくお世話になっていました。

何回も通ううちに顔を覚えてくれたり、一度長居し過ぎてちょっと申し訳ないなと思っていたときに、ふとスタッフが近づいてきたので「“そろそろ帰れ”か、“もう一杯コーヒー注文してくれ”のどちらか言われるのかなー」と思っていたら、「このピスタチオアイス美味しいから食べてみて」という、斜め上からの接客を受けファンになってしまったカフェです。

Viccenzo Ice Cream & Coffeeというお店です。
ブエノスアイレスのVicente Lopez地区にあるので気になった方は是非。

今facebookを開いたら一年前のちょうど今日(4/21)このカフェについての投稿をしていて、やはりこのタトゥーには何か重要なメッセージが隠されているのだと確信しました。
#だったら忘れるな

出会うことのない二単語

さてそのタトゥーというのはこれです。

忍耐と妖精。
真逆に近い位置にいる単語たちですから、忍耐も妖精もお互い同じ列に並ぶなど夢にも思っていなかったことと思います。

去年のこの時期はアルゼンチンに渡って1ヶ月ほど経った頃で、「楽しい」より「(パデルが難しくて)苦しい」が少しずつ大きくなってきていた頃だったと記憶しています。

そんなときこのカフェにいたスタッフのこのタトゥーを見つけ、アルゼンチンに来て1ヶ月、ここまで学んできたパデルの様々なことが自分の中でいろいろ繋がった閃いたというか、腑に落ちた感覚がありました。

この言葉を忘れたくなかったので、照れと自慢と困惑が入り混じった表情のスタッフに声を掛け、半ば強引に撮らせてもらいました笑

矛盾を受け入れる

テニス(やパデル)を学ぶようになってから久しく経ちますが、勉強していて気づいたのは、テニス(を上手にプレーするため)には「矛盾」が内包されているということを受け入れる必要があるということ。

その矛盾を許容しないと上手にプレー出来ない。
テニスを知れば知るほどこの思いは強くなってきました。

インナーテニスというテニス界では有名なメンタルに関する本があるのですが、テニスの勉強を始めた直後はこの本を読んだ後などは「テニスはメンタルなんだ!心で打てばいいんだ!」とテニス上達の“唯一の”キーワードを見つけたような気になっていました。

ですが他の本も読み進めていくうちに心だけではどうしようもない部分が出てきたり、むしろ心なんかよりラケットワークのほうが大事だ、いやラケットを動かすための身体の使い方のほうが大事だ、と思わされることが毎回で、「これだけやっておけばいい」なんていうものは存在しない。

そして「攻撃しなければ勝てないぞ!」というアドバイスと「自滅するな!」という、一見矛盾するアドバイスを両立させなければいけないことも分かってきます。

テニスが分かってくるとこれらのアドバイスは矛盾するものではなく、深いところで繋がっていることも理解できるのですが、こう思えるようになるためにはある程度の知識量が必要ですし、「なぜ繋がっているのか」を肌感覚で理解できるようになるためにはある程度の経験と時間が必要です。

最近よく「なんでYouTubeやってるんですか?(もったいなくないですか?)」と聞かれるのですが、それはこれが理由です。
絶対伝わっていないと思うのでいつかどこかでお伝えできたらと思います。

ニュートラル

忍耐と妖精の話に戻すと、パデル(やテニス)はただただ歯を食いしばって我慢してプレーするのもダメ、一方で自由奔放で気まぐれな妖精のようにプレーするのもダメで、「妖精のような心の持ちようで忍耐強くプレーする」のが最も多くのプレーヤーに当てはまる心構えだと思います。


こういったバランスを取る、矛盾を受け入れる、一見相反するものをつなぎ合わせる、みたいなことがテニス同様パデルにも必要だと考えているので、私は指導コンセプトの中心に「ニュートラル」を置いています。
ジャパンパデルアカデミーコンセプト

投資でも治療でもスポーツでも、「これさえやっておけば100%大丈夫」なんてものはなく、当然ながら近道もないということです。(間違いの少ない道はあると思います)

そうそう、冒頭の「スペインとアルゼンチンどっちが良かったですか?」という質問には迷わずアルゼンチンと答えています。

あーアルゼンチンに戻りたい!

Screenshot

↓普段私が使用しているインソール↓

このカーボンインソールを使用させていただいてから今年で5年目になりますが、日を追うごとに安心感が増しています。

他社のインソールからBMZさんのインソールに変えた直後は少し「物足りない」と感じるかもしれませんが、次第に安心感に変わるので是非一度試していただければと思います。(※物足りないと感じるのはBMZさんのインソールが土踏まずをサポートすることを第一に考えていないからです)

簡単に説明すると、足(裏)を正常に機能させるには足のドームが作られていることが重要で、そのためには3つのアーチ(横アーチ・内側縦アーチ・外側縦アーチ)がつながっている必要があって、立方骨を支えるとイイ感じになるそうです。
#最後が雑

よくある「土踏まずのサポート」がメインのインソールだと、内側アーチのみが作られ、それだと「安定はするけど動きにくい」となり、BMZさんのインソールを使うとこの「安定性と運動性」の両方を得ることができます。詳しくはこちら→BMZ

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