上手になるためには(ジュニアの頃から)認知・判断・行動の順番で学ぶことが大事

コーチング
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今回のテーマは「日本人てスポーツするとき“木を見て森を見ず”になりがちだよね」です。

そして今日の結論は「バンデッハやドブレがどうやったら上手に打てるかを知ることも大事だけど、パデルを知ることはもっと大事だよね」です。

レボテスクールはありかなしか

サッカースクールの一つに「ドリブル専門スクール」というジャンルがあるそうです。

詳しくは分かりませんが目にしたことはあります。
文字通りサッカーというスポーツの中で使われるドリブルという技術を教えるスクールなのだと思います。

そういったスクールが存在するということは、サッカーにおいてドリブル(を習う)ということに一定のニーズがあるということで、サッカー(スクール)でドリブル(の上達)に関する悩みが一定数あるのだろうと想像します。

パデルでもレッスン時に「(現在の)課題はなんですか?」と聞いたとき、けっこうな確率でレボテやバンデッハ、ドブレパレッドなどの技術に関する回答が来ます。

「ドリブルに関する悩み」「レボテに関する悩み」これらを解決してあげることは指導者として必要です。

パデルがもっともっとポピュラーなスポーツになったら「レボテ専門スクール」とか「バンデッハレッスン」とか出てくるかもしれませんし、あったら一定のニーズはあると思います。
でもおそらく私はやらないと思います。

なぜか。
今日はこれが本題です。

ヨーロッパや南米に(マジで)追いつくなら認知から

ちょっと話が逸れますが最近YouTube始めたんです。

始めた理由はこのラジオで話しました。
パデルのラジオ

簡単に言うと日本人のパデルプレーヤーが世界で活躍するところを見たくて、そのためには底上げが必要だと思ってる、という話です。(今9割お伝えしたのでラジオ聞かなくてもいいですw)

底上げしたら自ずとトップレベルも上がるから、そっち(から)もやってみたらどうなるかなという実験的な感覚もあります。

今現在の日本のパデル界はトップの数名とそれ以外の選手との間にまあまあ大きな差があるのですが、上からも下からも日本が強くなるような動きをしたら早く日本が強くなるかなーという子供でも考えつきそうな作戦をやろうとしていますw

ここで一つ質問です。
パデルを始める際もしくは始めた直後に悩んだことや知りたかったことはなんでしたか?

おそらくですがレボテやバンデッハといった「ショットの打ち方」ではないでしょうか。

私はここに日本(のパデル)が強くなれない(なりにくい)原因の一端があると思っています。

レボテを打つというのは「行動」です。
その前にまず相手やパートナーがどこにいるかという「認知」、そしてどのようなレボテ(速い遅いやストレートやクロス)を打ったらいいかという「判断」があり、最後にショットを打つという行動があります。

認知して判断して行動する。

この順番を多くの日本人は間違えます。(なんて偉そうに言っていますが、私もテニス時代は思い切り間違えていましたし、間違えていることにさえ気づいていませんでした)

何よりもまずレボテの打ち方に多くの時間を割き、どこに打つかという判断やどんな状況かという認知にはほとんど時間を割きません。

一方ヨーロッパや南米などでは(小さい頃から)「認知・判断・実行」の順番で教わるそうで、これと似たような話はテニス時代にも聞いたことがあります。

日本人選手の多くはショット(行動)から習うが、海外の選手は認知から習う。
ジュニア時代は強いのにプロになると勝てなくなる日本人選手が多いのはこれが理由だと。

「20歳になったら包丁を使っていいと言われている料理人」を雇うとして、

「切れ味を良くするために持ってる包丁を研ぎに研いでるけど、包丁の有効な使い方は聞いてない若者」
「今良い包丁は持ってないけど、包丁の有効な使い方は熟知している若者」

どちらを雇いますかということです。(なんで料理人で例えたの?w)

パデルを教えたい

冒頭のドリブル専門スクールですが世界的に見るとかなり珍しいそうで、海外ではドリブル(という木)はあくまでもサッカー(という森)の中の一つの技術、という位置付けだということが分かります。

そうはいってもドリブル上手になりたい!という方がいらっしゃるのも分かります。
レボテ専門スクールやバンデッハ専門レッスンといった「商品」が一定のニーズがあるのももちろん理解しています。

でも私はそういったレッスンやクラスはやるつもりはありません。
目標に近づかない気がするし、商品より作品を作りたいからです。
商品と作品

それでももし重点的に特定のショットを学びたいという場合はこちらをご利用ください。
パデルカルテ

現在私がレッスンを受け持っているパデル&フットサル 晴れのち晴れでは、初級クラスから技術と同時進行で「認知・判断」をお伝えしています。

結果が出るのは数年後ですが現時点でも手応えは少なからずあります。

WORLD PADEL TOURに出場する日本人を見るために、自分ができることやりたいことからしていきたいと思います。

ではまた。

【追伸】
当アカデミーではレッスンや選手クラス以外にも、

トーナメント帯同(ベンチコーチ)
コーチング・パデル顧問
出張レッスン
パデルカルテ作成
指導者養成講座

を提供しています。
詳しくは当アカデミーのHPをご覧ください。
》JAPAN PADEL ACADEMY

これは普段私が使用しているインソールです。

このカーボンインソールを使用させていただいてから今年で4年経ちますが、日を追うごとに「立方骨が押され、足指が地面についている」感覚が増しています。

夏場はこのCCLP理論のサンダルも使用していますし、普段履きのシューズにもインソールを入れていますので、家を出て練習から帰ってくるまでの心理的な安心感があります。

他社のインソールからBMZさんのインソールに変えた直後は少し「物足りない」と感じるかもしれませんが、次第に安心感に変わるので是非一度試していただければと思います。(※物足りないと感じるのはBMZさんのインソールが土踏まずをサポートすることを第一に考えていないからです)




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