意外と悩んだ2023年

全日本
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今回の記事もオジサンの独り言なので時間のある方だけスクロールしてください。
でも後半で今週木曜から始まる第7回全日本パデル選手権の初戦で対戦する現アジアチャンピオンのレオン選手について書いたよ。

意外と悩んだ2023年

私の目標は今のところ「楽しい時間を過ごすこと」と「後悔の少ない人生を送ること」で、後悔しそうなことや楽しくなさそうなことはできるだけ避けて生きるようにしています。

これはもう自分の中ではあるあるなのですが、スペイン(今年はアルゼンチン)から日本に帰ってきてパデルをするとどうにもこうにも「なんかパデルが楽しくない」んですね。
#わかってくれる人もいるかと思う

テニスのストリングと同じで、スペインにいるときが楽しい度MAXであとは時間の経過とともにテンションが徐々に落ちていく。

夏くらいまではなんとか耐えていたのですが、中秋あたりから限界が来ていました。

具体的には「試合に出場し、勝利を目指してプレーする」ことが全然楽しくなくなってしまいました。
特に国内の試合(JPT)に出場して獲得できるポイントはFIPやWPT、A1Pといったプロツアーと連動していませんのでなおさら。

国内のランキングを上げた先に待っているご褒美は全日本のシード権くらい。
そして仮に優勝したとしても「優勝した」という事実くらい。
#鼻につくのは百も承知です
#すみません

そんな状態のときに2024年からアジアを中心に開催されるASIA PACIFIC PADEL TOUR(APPT)の情報や、同じく2024年にA1Pが45歳以上のプロツアーを計画しているという情報が飛び込んできました。

心が動きましたねー、想像したときワクワクしました。

今度はベテランのチャンピオン目指してみたい

今回のベテラン大会に出ようかと思ったのはこのあたりからだったような気がします。

「同年代の世界中の猛者どもとパデルしてみたい」

こう思うようになってきました。

私がベテラン大会に出ると知った何人かの方に、「どうしてカテゴリー下げて出ないんですか?」と聞かれたのですが、理由はこれです。

第一線で活躍しているプロのレベルや、プロの卵(というかほぼプロ)のジュニアのレベルはこの目で垣間見ることができましたし体感することができました。
#今のところパデル人生でいちばんの財産
#プライスレス

まだ見てない、体感してないのは同年代の世界トップレベルのプレーヤーたちとのプレー。

彼らと「ラリーで会話してみたい」と思いました。
#いやいや言葉で会話しろ

「俺はこんな技術と考え方を持ってるぜ、お前はどうだい?」みたいな。
#やめろ気持ち悪いぞ

スクールには二つのコミュニケーションがある

ちょっと真面目な話をすると、毎週レッスンに来てくれている昔からの知り合いのテニスコーチ(K君)と「レッスンでのコミュニケーション」の話になったのですが、K君が興味深いこと言ってました。

K君曰く、

「僕たちのような競技上がりのプレーヤー同士だと、自分たちが打つボールやプレーを通して相手とコミュニケーションしている。でも一般のお客さんの多くは文字通りのコミュニケーションを求めている。
その側面も理解しつつ、テニスやパデルが包含している“プレーを通じて生まれるコミュニケーションの楽しさ”を伝えていきたいですよね」

という話になりました。
#こういう話大好物
#こういう話に混ざりたい指導者いたら連絡待ってます

「仲間とのコミュニケーションのため」はテニススクールに通う理由の一つによく上がります。
#思い当たる節ありますよね

このようにテニススクール(やパデルスクール)を社交の場やサードプレイスのような場所として認識してくれる人が増えたら最高ですし、そのような場所でもう一つの意味の「コミュニケーション」が交わされていたらもっと最高です。
#がんばります

一周回った気がする

こう思うようになってから自分の中でちょっと吹っ切れた感じがありました。

と同時にプレーをする際の価値観も自分の中でガラッと変わった感覚もありました。

以前は技術や戦術、駆け引きを駆使して勝利を目指す日本のプロ野球みたいだったのが、パワーとパワーの真っ向勝負のメジャーリーグみたいな感覚が芽生えてきました。

これには自分でも少し驚きました。
この「細かいことは考えずパワーとパワーのぶつかり合い」みたいなプレーはこれまでずっと避けてきていたので。

あ、でも勘違いしないで欲しいのは、文字通りパワーとパワーのぶつかり合いをしたいのではなく、「心技体頭、お互い持っているすべてのものを出して勝利を目指し、その上で負けたのなら仕方ない」ということです。

入るか入らないかわからないショットを連発し、「キョウワハイッターヤッターカッター」をやりたいわけではありません。

この変化は自分を助けてくれました。

練習することも研究することも試合することもすべてがまた楽しくなってきたからです。

(もちろん負けたくはないけど)試合に負けたとしても「楽しい」のほうが上回っていたり、なんなら日本トップレベルの選手たちの中に入ってする練習がこの上なく楽しく感じるようになりました。

先週日本代表の富中選手、安藤選手、そして先日アジアチャンピオンになりたてほやほやのレオン選手らと練習をする機会があったのですが、これが週1であるならオジサン満足!って感覚があるくらいです。

最高の舞台で最高の選手と

そのレオン選手と今週木曜から開催される「第7回ダンロップ全日本パデル選手権」の1回戦で対戦します。

全日本という舞台で現アジアチャンピオンと真剣勝負ができる喜び、どう説明したら伝わるでしょうか。
#勝敗より会話が楽しみで仕方ない

おそらく来年からは国内の試合に出場する機会は減ると思うので、もしかすると今回が最後の全日本かなーとかもぼんやり思っています。
#7回引退して7回復帰した男
#大仁田厚みたいになる可能性
#あると思います

そんな舞台でレオンと対戦できて個人的にはちょっと感慨深いんですよねー。

レオンが高校生のときに初めてレッスンに来てくれて、

私が初めてWPTに挑戦したときにはトレーニングしてたバレンシアからコーチと一緒に車で5,6時間かけてバリャドリードまで応援に来てくれて、

私の真後ろにいるのがレオン


予選でpor tresで出したボールを記念に拾ってくれてて帰国後に渡してくれたり、

このボールは自宅で大事に保管してます。

同じチームになったり、

日本代表として一緒にプレーしたり、

レブロンと一緒にプレーしたりと、

これまでのパデル人生を振り返るとわりとレオンが出てきます笑

きびしい戦いになるのは間違いないですが楽しみつつ勝利を目指したいと思います。

全日本の会場はこちらです。

ではまた。

【追伸】
当アカデミーではレッスンや選手クラス以外にも、

トーナメント帯同(ベンチコーチ)
コーチング・パデル顧問
出張レッスン
パデルカルテ作成
指導者養成講座

を提供しています。
詳しくは当アカデミーのHPをご覧ください。
》JAPAN PADEL ACADEMY

マッサージガンを探している方、リカバリーに興味がある方はこちらの記事が参考になるかと思います。

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