パデルラケットと技術にはどんな関係があるか②

パデルの道具
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今回の記事は以下の記事の続きです。
まずはこちらをご覧ください。

「重くて短い」ラケットを扱うパデルはどうなのでしょう。
短いと手は使えるが重いと手が使えない。

 少しマニアックになってしまうので細かい説明は避けるが、テニスでグラウンドストロークを打つ際スイングのキーワードとなるものに「肩」と「手首」があります。
この二つをうまく使って(連動させて)スイング出来ると色々とメリットがあります。

どんなメリットがあるのでしょうか。
大ざっぱに言うと、スイングスピードが上がったり、回転をかけやすくなったり、少ない力で大きなパワーを出せたり、打つコースを隠せたり、相手を騙せたりします。(スポーツの動作の基本として、「下から上へ」「中心から末端へ」というのがありますが、 これが出来ているという前提での話です)
特に末端の「手(首)」を使うことでこれらのメリットの多くが享受出来ます。(もちろんデメリットもあります)

私見ですが、テニスとパデルは手首を使うとデメリットのほうが大きくなり、スカッシュとバドミントンは(どちらかというと)メリットのほうが大きくなるように思います。
というより、テニスやパデルは手首を使えず、スカッシュやバドミントンは手首が使える、と言うほうが正しいかと思います。

本来手首を使えない競技なのに、手首を使うからテニスエルボーや腱鞘炎といった症状に悩まされる愛好家が後を絶たないのです。
ここで間違えて欲しくないのは、手首を「使えるか使えないか」ということであって、「使うか使わないか」ということではないということです。
「自分の意思」ではなく、「その競技の特性」に合わせて自分の技術を作り上げていくことが大事です。
ということは、どうやら手を使えるかどうかは長さより重さのほうが相関性がありそうです。

パデルラケットは短いが手首を使えず、バドミントンラケットは長いが手首を使えるからです。
ではラケットスポーツの中でラケットが最も軽くて短い卓球はどうでしょうか。
ここまでの流れだと手を使えるような気がします。

ですが卓球のコート、ネット、ボール等を考慮すると、私は卓球は手首を「使わない」ほうが良いと思います。

使えないのではなく、「使えるが使わない」。

パデルを知らない方にパデルを紹介する際、テニスコートに壁が付いているので「テニスとスカッシュを足して2で割ったようなスポーツだよ」とよく言われます。
ですが少なくとも技術的(特にグラウンドストローク)にはパデルは、「テニス+スカッシュ」ではなく「テニス+卓球」と思います。

では具体的にどんなことを意識して練習すればよいのでしょう。
③に続きます。

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